深まる経済関係、ベトナムとの貿易協定施行

(台湾)

中国北アジア課

2006年01月17日

台湾経済部は、2005年12月15日から施行された「台湾・ベトナム貿易協定」の内容について発表した。12年間の交渉を経て同協定がスタートし、今後、最恵国待遇、WTO加盟国同等待遇、非関税障壁の撤廃など、貿易円滑化のための制度・環境整備が進められる。東アジア経済圏構想に入っていない台湾としては、企業の対ベトナム投資の拡大を図るなどベトナムとの関係をさらに強化し、ASEAN諸国との関係を維持・強化することで、ASEAN自由貿易地域(AFTA)の恩恵を享受したい考えだ。

ビジネス短信 43cc3f2bad5fb

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