2025年度 中東投資関連コスト比較調査(2025年12月)
2025年12月04日
最終更新日:
本調査は、中東の5カ国5都市の賃金、地価・事務所賃料、公共料金、輸送および税制などの投資関連コストを、2025年7~10月にかけて現地ジェトロ事務所が収集し、とりまとめたものである。各調査対象国の現地通貨は、2025年9月1日もしくは9月2日付の銀行間レート等でドル換算されている。
賃金については、製造業・非製造業ともにイスラエルとサウジアラビアが相対的に高い。製造業で比較すると、イランが最も安い。アラブ首長国連邦(UAE)とトルコの製造業ではワーカーが前年度調査から上昇も、中間管理職は低下。UAEの非製造業では全職種・クラスで上昇した。
輸送コストは、UAE、イスラエル、サウジアラビア、トルコで、前年度調査から40フィートコンテナの日本への輸出にかかる費用が増加した一方、40フィートコンテナの日本からの輸入にかかる費用は減少した。
イスラエルとトルコは、現地通貨建てで見ると、電気や水道、ガス料金が上昇。産油国のUAEとサウジアラビアは、公共料金やガソリン価格に大きな変動はなかった。イランはガソリンや軽油の価格がUAEやサウジアラビアよりも低い。
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- シリーズ名:
- 投資関連コスト比較調査
- 発行年月:
- 2025年12月
- 作成部署:
- ジェトロ調査部中東アフリカ課、ジェトロ・ドバイ事務所、ジェトロ・テルアビブ事務所、ジェトロ・テヘラン事務所、ジェトロ・リヤド事務所、ジェトロ・イスタンブール事務所
- 総ページ数:
- 24ページ




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