ルーマニアにおける水素戦略とインフラ(鉄道)動向(2025年9月)

2025年09月17日

最終更新日:

ルーマニアは、天然ガスや石油資源がEUの中でも豊富な、知られざる欧州の資源大国である。化石エネルギーは依然として同国のエネルギーミックスの60%以上を占めており、EUの温室効果ガス削減目標に沿うためには化石エネルギーからの脱却が急がれる。このような背景からルーマニアでは現在、EU基金などを活用して、再生可能エネルギー(再エネ)導入が急ピッチで進められている。また、EUの改正再エネ指令では、産業におけるグリーン水素の使用義務も設定していることから、ルーマニアでも水素エネルギーの拡大に取り組んでいる。本レポートでは転換期にあるルーマニアのエネルギー市場における水素関連動向について、その優位性や企業の投資動向のほか、現状と課題、今後の展望について取り纏めた。また再エネへの移行を目指す「鉄道システム」について、その概要と動向を説明する。

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発行年月:
2025年09月
作成部署:
ジェトロ調査部欧州課、ジェトロ・ブカレスト事務所
総ページ数:
55ページ

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