韓国の外国人投資制度の概要(2023年2月)

2023年02月28日

最終更新日:

韓国の「外国人投資促進法」上、外国人による投資の種類は大きく「国内企業株式などの取得による外国人投資」、「長期借款による外国人投資」、「非営利法人に対する出捐による外国人投資」の三つに分けられる。原則として、外国人が投資を行う際は産業通商資源部長官に申告することになっている。新株などの取得による外国人による投資、既存株式などの取得による投資、長期借款方式の投資、および非営利法人に対する出捐は事前申告、合併などによる株式などの取得の場合には事後申告することとなっている。外国人投資申告を行わない場合は、投資元金および配当金の送金が保障されず、外国人投資保護対象から除かれるため、留意が必要である。外国人投資申告(許可)後は、国内企業との区別、配当金の送金、在留ビザの発給など、手続き上の便宜を図るため、「外国人投資企業」として登録する必要があり、申告内容に変更がある場合は変更登録を行う必要がある。

発行年月:
2023年02月
作成部署:
ジェトロ・ビジネス展開支援課、ジェトロ・ソウル事務所
総ページ数:
17ページ

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