ドイツ サプライチェーン・デューディリジェンス法に基づくリスク分析の実施ガイダンス‐リスクの特定、比較衡量、優先順位付け(参考和訳)(2023年3月)
2023年03月15日
最終更新日:
ドイツでは、2021年6月に「サプライチェーンにおける企業のデューディリジェンス義務に関する法律(Lieferkettensorgfaltspflichtengesetz、LkSG)」が成立した。主要部分は2023年1月1日に施行し、ドイツ国内に拠点があり、従業員3,000人以上を雇用する企業には、人権や環境に関連するデューディリジェンス義務が課された。同法では、デューディリジェンス義務の具体的な内容を第3条で規定している。本レポートは、ドイツ連邦政府がデューディリジェンス義務を果たすための「基本的な土台」と説明する「リスク分析」について、連邦政府が作成したガイダンスを翻訳したものである。
本ガイダンスでは、まず、リスク分析は「リスクベース・アプローチ」に基づき実施されるべきと述べられ、長く複雑なサプライチェーンにおいて、企業が優先的にリソースを投入すべき部分や課題を発見するための基本的なポイントが説明されている。
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- 発行年月:
- 2023年03月
- 作成部署:
- ジェトロ調査部欧州課、ジェトロ・ベルリン事務所
- 総ページ数:
- 21ページ