サウジアラビアの主な労働法制度(2022年3月)

2022年03月22日

最終更新日:

本レポートは、サウジアラビアの主な労働法制度を解説するために、ジェトロ・リヤド事務所がClyde & Co法律事務所に作成委託し、とりまとめたものである。

サウジアラビアでは、2015年に労働法の大幅な改正が行われた後、2019年にもさらなる見直しが行われた。いずれの見直しでも、サウジアラビア人の従業員の権利の拡充に力点を置きつつ、国際基準に近づくことが意図された。サウジアラビア政府が2016年5月に発表した脱石油化に向けた国家戦略「サウジ・ビジョン2030」の下、国内の社会制度の現代化、合理化が急速に進展する一方、雇用環境ではサウジ人雇用促進政策(サウダイゼーション)の規律も厳格化が進んでいる。進出企業が経営計画、経営判断を行う上で、労働法の主たる内容を正確に把握することは、事業リスクを最小化する観点で、以前にも増して重要になりつつある。

本レポートが、サウジアラビアで事業を行う日系・日本企業の参考になれば幸いである。

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発行年月:
2022年03月
作成部署:
ジェトロ調査部中東アフリカ課、ジェトロ・リヤド事務所
総ページ数:
17ページ

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