2022年度 海外進出日系企業実態調査(ロシア編)(2022年12月)

2022年12月07日

最終更新日:

ジェトロは2022年9月14~30日、ロシアに進出する日系企業106社を対象にアンケート調査を実施し、62社より有効回答を得た(有効回答率58.5%)。設問項目は、1.営業利益見通し、2.今後1~2年の事業展開、3.経営上の問題点、4.投資環境、5.ロシアで事業を展開する上での問題点、である。

調査結果のポイント
“ウクライナ情勢の影響色濃く、「赤字」見込みが過去最高に”

  • 2022年の営業利益見込みを「赤字」と回答した在ロシア日系企業の割合は全体の50.0%を占め過去最高となった。「軍事侵攻により事業を停止している」といったコメントがみられた。
  • 今後1~2年の事業展開についても「縮小」が48.3%、「第三国(地域)への移転・撤退」が8.3%と、過去最も悲観的な結果になった。
  • 営業利益の悪化、事業の縮小・撤退の主な理由として、西側諸国による対ロ経済制裁、レピュテーションリスクが挙がった。

レポートをご覧いただいた後、アンケート新しいウィンドウで開きます(所要時間:約1分)にご協力ください。

シリーズ名:
海外進出日系企業実態調査
発行年月:
2022年12月
作成部署:
ジェトロ調査部欧州課
総ページ数:
35ページ

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