2020年度 中東投資関連コスト比較調査(2021年3月)

2021年03月09日

最終更新日:

本調査は、中東の5カ国5都市の賃金、地価・事務所賃料、公共料金、輸送および税制などの投資関連コストを、2020年10~12月にかけて現地ジェトロ事務所が収集し、とりまとめたものである。各調査対象国の現地通貨は、2020年12月1日付の銀行間レート等でドル換算されている。

中東各国の投資コストは国ごとに異なるが、賃金水準を比較すると、小国ながら高いスキルを持つ技術者を多数擁するイスラエルが最も高く、中東地域のハブとして企業や人材が集積するアラブ首長国連邦(UAE)や、自国民雇用促進策を推進するサウジアラビアが相対的に高くなっている。人口が多いトルコやイランは比較的安価だが、特にイランは米国制裁の再開による経済不況に苦しむことから、イスラエルやUAEの10分の1以下の水準となっている。昨年度と比較すると、新型コロナウイルスの感染拡大などもあり、トルコはやや減少、イランは大きく下がったが、その他の国々では大きな違いはみられなかった。

本レポートに掲載したデータに基づき、各国の投資環境を把握頂き、今後の現地進出や事業展開等の参考にしていただければ幸いである。

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シリーズ名:
投資関連コスト比較調査
発行年月:
2021年03月
作成部署:
ジェトロ調査部中東アフリカ課、ジェトロ・ドバイ事務所、ジェトロ・テルアビブ事務所、ジェトロ・テヘラン事務所、ジェトロ・リヤド事務所、ジェトロ・イスタンブール事務所
総ページ数:
21ページ

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