中国「外商投資法」の施行による外商投資企業への影響および実務対応 (2020年3月)

2020年03月31日

最終更新日:

2020年1月1日より、「外資三法」に代わり施行された「中華人民共和国外商投資法」は、、中国における外商投資の促進、保護および管理に関する新たな枠組となる重要な基本法である。同法および実施条例は、外国企業の投資経営環境の改善と、外資の中国進出をさらに促進するものと期待されている。
一方で、同法および実施条例は全般的に条項数が少なく、外商投資の定義など草案段階から議論の多かった法的な論点については、踏み込んだ規定が定められなかった。このため、多くの内容は目新しいとまではいえず、抽象的かつ基本スタンスを宣言するに留まる内容が多く、その背景と現時点における実施状況を理解せずして、効果・影響を把握することは難しいといえよう。 本報告書は「外商投資法」における重要ポイントをふまえて、規定内容の「読み方」および今後の実務対応に重点をおいて解説するものである。

発行年月:
2020年03月
作成部署:
ジェトロ・ビジネス展開支援課、ジェトロ・青島事務所
総ページ数:
26ページ

関連情報

ご質問・お問い合わせ