アメリカにおけるリーガルテックの現状(2020年10月)

2020年11月06日

最終更新日:

法律事務所が専門知識と高度に訓練された法的判断力を強みとして法律サービスを提供するのに対し、代替法律サービスプロバイダー(ALSP)は、組織ニーズに応じて期限付きで契約弁護士を派遣したりテクノロジーをより積極的に活用したりして膨大な法律業務を効率的に処理し、高い価値を提供している。ALSPを利用する 2 大クライアントである企業の法務部門及び法律事務所により最も利用されているのは、(1)訴訟・調査支援、(2)法律事項の調査、(3)法律文書のレビュー、(4)e ディスカバリー、(5)規制リスク・コンプライアンスの5 業務である。ALSP 業界では、特定のリーガルテックプラットフォームを提供するスタートアップから大企業まで、様々な規模のプレイヤーがサービスを提供している。最近は、ALSP のビジネスモデルが業界を変革する可能性を認識した一部の法律事務所が独自にサービスを立ち上げる動きもみられるようになっている。

シリーズ名:
NYだより
発行年月:
2020年11月
作成部署:
ジェトロ・ニューヨーク事務所
総ページ数:
19ページ

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