2020年度 海外進出日系企業実態調査(ロシア編)(2020年12月)

2020年12月25日

最終更新日:

ジェトロは2020年9月10~30日にロシアに進出する日系企業120社を対象にアンケート調査を実施し、93社より有効回答を得た(有効回答率77.5%)。設問項目は1. 営業利益見通し、2.今後1~2年の事業展開、3.経営上の問題点、4.投資環境、5.新型コロナによるビジネスへの影響である。

調査結果のポイント

営業黒字見込み割合は過半を維持、世界主要国の中で上位3位
  • 2020年の営業利益見通しを「黒字」と回答した在ロシア日系企業の割合は全体の55.9%を占め過半を維持した。主要国と比較すると韓国(71.8%)、中国(63.5%)に次いで3番目に大きい。新型コロナと油価下落による現地通貨ルーブル安が発生したが、各社ともに黒字を維持するための措置や経営努力が奏功していることが背景にある。
  • 一方、今後1~2年の事業展開について「拡大」と回答した企業が29.0%(15.1ポイント減)で、3年連続減少。世界の主要国と比較すると、「拡大」方針の企業の割合は英国、韓国、アラブ首長国連邦(UAE)に次いで小さいことが分かった。

レポートをご覧いただいた後、アンケート新しいウィンドウで開きます(所要時間:約1分)にご協力ください。


シリーズ名:
進出日系企業実態調査
発行年月:
2020年12月
作成部署:
ジェトロ調査部欧州課
総ページ数:
28ページ

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