米国における電子商取引市場調査(2018年3月)

2018年03月30日

最終更新日:

米国ではBtoCの世界的大手アマゾンをはじめ、CtoCのイーベイやクレイグリストといった、いわばECプラットフォームの「老舗」がそれぞれの市場で高いシェアを維持している。近年では、ウーバーをはじめ多くの分野でスタートアップによるEC市場への参戦が相次ぎ、競争の激化につながっている。加えて、オフラインの路面店舗展開を中心としたウォルマートやターゲットなどのショッピングチェーン、メイシーズやノードストロムなどのアパレル小売業なども路面店舗の不調に伴いECプラットフォームの活用を開始して久しい。
一方、EC市場の拡大に伴い、サイバー攻撃や情報漏えい問題といったリスクも高まっている。当然ながらECでの取引には電子決済が関わるため、PCIコンプライアンスの遵守も必要となっている。
課題も多い米国のEC市場だが、今後も急速に拡大を続けていくとの予想が大勢を占める有望市場である。米国市場への参入や既存ビジネスの拡大を狙う日本企業にとっても、個人の販売者にとっても米国のECの活用はこれまで以上に重要となっている。

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発行年月:
2018年03月
作成部署:
ジェトロ調査部米州課、ジェトロ・ニューヨーク事務所
総ページ数:
124ページ

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