アルゼンチン自動車及び自動車部品産業調査報告書(2018年1月)

2018年01月31日

最終更新日:

アルゼンチンにおける自動車生産台数は47万2,158台(2017年)であり、世界第24位で、世界の生産量の0.5%を占めている。

21世紀に入ってからの同国の自動車生産は、2003年から2011年にかけて、国内外の需要増によって年平均20%の高い成長を遂げた。その後、2012年から2016年にかけて、主要貿易相手国であるブラジルの急激な景気後退等によって大きく落ち込んだ。

2015年に中道右派のマクリ大統領の誕生によって、政治経済環境は変わった。2017年には3%近くのGDP成長率が見込まれるなか、自動車の国内需要は高まっている。

2016年には「自動車部品産業活性化法」の制定され、国産化率の上昇と国産自動車部品供給の発展を促している。また2017年に発表された「自動車協定」は、年間生産台数を2023年までに100万台まで引き上げ、新たに3万人の雇用創出を目標にする。

本レポートでは、今後、楽観的な見通しが期待されるアルゼンチンの自動車及び自動車部品産業につき紹介する。

発行年月:
2018年01月
作成部署:
ジェトロ・ブエノスアイレス事務所
総ページ数:
70ページ

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