中国「外商投資産業指導目録(2017年改訂)」の概要と特徴(2017年7月)

2017年07月28日

最終更新日:

2017年6月28日、外商投資産業指導目録の7回目の改訂版(国家発展改革委員会・商務部令第4号、以下、「2017年版目録」)が公布された。これに伴い、「外商投資産業指導目録(2015年改訂版)」(以下「2015年版目録」)は廃止された。今回の改訂は、1995年に「外商投資産業指導目録」(以下「目録」)が初めて公布されて以来、7回目の改訂にあたる。

ここ数年、中国政府により「一帯一路(新シルクロード経済圏構想)」政策が提起され、大々的に推進されているなか、中国国内産業のグレードアップ、モデルチェンジの実現を目指す「中国製造2025」戦略への外国人投資家の積極的な参加を奨励する目的から、引き続き投資環境の改善を図り、「届出制」の適用判断の根拠となる「ネガティブリスト」を制定し、サービス業、製造業、採鉱業等の分野における外国資本の参入制限をより緩和することを特徴として、今回、目録が改訂されている。

本レポートでは、2017年版目録の概要と特徴を解説する。また、2017年版目録全文和訳と前回の2015年版目録との対比表を附している。

発行年月:
2017年07月
作成部署:
ジェトロ・ビジネス展開支援課、ジェトロ・北京事務所
総ページ数:
73ページ

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