米国・サンフランシスコ ベイエリアにおける水産物市場調査報告書(2017年6月)

2017年06月30日

最終更新日:

日本政府は、2019年までに日本の農林水産物・食品の輸出額1兆円を目標に関係機関と連携してオールジャパン体制で輸出促進に取り組んでいる。しかし、輸出実績の現状をみると、輸出品目や輸出国・地域に偏りがみられ、この目標達成に向けて輸出額を拡大するためには、新たな輸出品目や輸出先の発掘が求められている。
日本の貿易統計をみると、2016年の日本の水産物輸出先としては、香港が最大(800億円)であり、中国(423億円)、米国(349億円)が、それに続く市場となっている。日本から米国へ輸出される水産物はブリが3分の1を占めて最大となっており、日本の世界向けブリ輸出の8割以上が米国向けである。
本調査では、米国におけるブリに次ぐ有望品目として、底堅く需要のあるホタテと輸出実績が伸びつつある練り物製品を中心的に採り上げ、米国内でも高所得者やアジア系住民の比率が高く、米国を代表するトレンドセンターであるサンフランシスコ ベイエリアを対象に日本からの水産物の輸出拡大の可能性を探る。
本調査が、日本産の農林水産物・食品の更なる米国への輸出拡大の一助となれば幸いである。

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発行年月:
2017年06月
作成部署:
ジェトロ水産品支援課、ジェトロ・サンフランシスコ事務所
総ページ数:
60ページ

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