台湾新政権下の両岸経済交流(2017年3月)

2017年03月27日

最終更新日:

2016年5月に発足した蔡英文新政権は、新南向政策を打ち出し、ASEAN等18カ国との関係強化を進めるとともに、「過度の単一市場依存」の調整を図る方針である。「単一市場」として想定している中国との経済関係をみると、中国は、なお台湾の最大の対外直接投資先(金額ベース)であるものの、投資総額に占める中国のウエイトは低下しつつある。外客数では最大規模である中国からの台湾訪問者数は、団体客を中心に2016年下期から大幅に減少している。中国依存の低下とも見えそうなこれらの現象の主な要因は何か。中国の広東省・福建省の進出台湾系企業等へのヒアリング、台湾の投資審査部門・観光局、旅行業団体等へのヒアリングを通じ、両岸経済交流の現状を把握する。

レポートをご覧いただいた後、アンケート新しいウィンドウで開きます(所要時間:約1分)にご協力ください。

発行年月:
2017年03月
作成部署:
ジェトロ調査部中国北アジア課
総ページ数:
26ページ

ファイルのダウンロード:

関連情報

ご質問・お問い合わせ