米国・カナダ進出日系企業実態調査 ‐2016年度‐ （2017年1月）

本報告書は、ジェトロが2016年9月から10月にかけて実施し、在米国日系企業（製造業）706社、在カナダ日系企業（製造業・非製造業）143社に協力いただいたアンケート調査の結果をまとめたものである。各企業の景況感、経営上の課題、今後2～3年で重要性が増すと思われる産業分野や地域・州、変化するビジネス環境について聞いた。
景況感については、2012年度調査以来、5年連続で在米・カナダ日系企業の7割超が営業利益で黒字を見込む結果となった。事業活動においては、進出先の国内で原材料・部品の調達、製品の生産または販売を行う「地産地消」の傾向が進展している。米国では、IoT技術の進展などへの企業の関心を反映し、今後市場拡大を期待する産業分野として「IT・クラウド・モバイル」が初めて首位を獲得した。

レポートをご覧いただいた後、アンケート（所要時間：約1分）にご協力ください。