メキシコ・リスクマネジメント研究会報告書(2016年2月)

2016年02月02日

最終更新日:

このレポートは2014年度に3回(10月10日、11月21日、1月30日)に渡って開催されたメキシコ・リスクマネジメント研究会の議論及び2015年度に実施した米州課員の文献・出張調査を基に同国におけるビジネスリスク、ハードルについてまとめたものである。

メキシコは、日系企業が米州域内で事業展開するにあたり、低廉で若い労働力、米国と陸続きであること、46カ国・地域と締結されたFTA網を有することなど多くのメリットを有しており、同国への進出も2014年10月時点で814社に達し、4年前と比較して386社増加した。

だが、同国で事業展開を検討する日本企業が留意しておくべきポイントも依然少なくない。陸送コストの高さ、治安問題を背景とする貨物破損の割合の高さや、税制・税務手続きの問題、労働者寄りの労務制度なども進出済みの日系企業が苦労している点として挙げられている。

研究会ではメキシコビジネスに長年関わってきた研究会委員および外部の方々の知見をもとに、そうしたリスク、ハードルとその対応について整理した。


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シリーズ名:
リスクマネジメント研究会
主な図表:
在留邦人数・日系企業数推移、2011年1月以降公式に発表された投資計画(州別・業種別)、中南米・ASEAN新興国の投資環境上のメリット、製造業労働者(一般工レベル)の月給比較(2014~2015年)、等
発行年月:
2016年02月
作成部署:
ジェトロ調査部米州課
総ページ数:
127ページ

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