2015年の対中直接投資動向(2016年7月)

2016年07月05日

最終更新日:

2015年の中国の対内直接投資(銀行・証券・保険分野を含まず)は、契約件数が前年比11.8%増の2万6,575件で2年連続の増加となった。実行ベースの投資額は5.6%増の1,262億7,000万ドル(人民元建てでは6.4%増の7,813億5,000万元)となり、3年連続で過去最高を更新した。
業種別では、製造業が1.0%減の395億4,300万ドルと減少した(寄与度マイナス0.3ポイント)のに対し、非製造業は9.6%増の849億4,700万ドルと増加した。非製造業の寄与度は6.2ポイントで、うち金融が3.6倍に急増し、寄与度も9.0ポイントと対中直接投資の牽引役になった。他方、構成比最大(23.0%)の不動産は16.3%減と2桁の減少で、寄与度もマイナス4.7ポイントだった。

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発行年月:
2016年07月
作成部署:
ジェトロ調査部中国北アジア課、ジェトロ・北京事務所
総ページ数:
90ページ

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