ベトナムにおける改訂環境保護法等の環境法規の動向(2015年3月)

2015年04月23日

最終更新日:

ベトナムの環境保護法は1993年制定され、2003年に第一回改訂が行われた。そして、第二回改訂は2014年6月23日に承認され、2015年1月1日より施行されている。
ベトナムでは、環境影響評価(EIA)を始めとする事業活動の実施に伴い、準拠する必要のある環境関連法規が複雑に定められている。加えて、経済成長に伴い環境問題が顕在化しており、政府による事業者への環境違反の取締りが強化されている。
昨 年(2014年)にも多くの日系企業が監査の対象となったり、遡及により摘発されたりする等、政府側と企業側の間で、環境関連法規規制の認識の差異に起因 する問題が起こっている。このような問題があるにも関わらず、複雑な法制度の構造や頻繁な改訂、英訳もないことから関連法規の変更に気付かない等、一企業 が法制度を把握することには限界がある。

本レポートはインフラ開発等の事業活動に寄与する事を目的とし、今回のLEP改訂の概要や今後の法規制の制定予定、事業者の今後想定される対応事項について紹介する。

発行年月:
2015年03月
総ページ数:
69ページ

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