アジア・オセアニア各国の電力事情と政策(2015年5月)

2015年05月01日

最終更新日:

海外への事業展開を図る上で、進出先国・地域の電力の安定供給は最も重要な事業環境上の要件の1つといえる。しかし、ASEAN新興国や南アジア諸国の一部の国では拡大する企業進出に電力供給が追い付かず、恒常的な電力不足が生じている。また、アジア地域全体で今後電力需要の急速な拡大が見込まれる中、現状では電力不足が喫緊の課題にはなっていない一部の国においても、電源の多様化や省エネ、再生エネルギーの導入など、中長期的視野でのエネルギー政策の立案・実施が必要不可欠となっている。本特集では、各国の電力需給動向(電力需要の推移、電源構成、主要輸入先など)や電力料金、電力調達ルートの多様化や電源開発などを含む中長期的な電力政策の実態、日本企業にとってのビジネスチャンスなどについて報告する。

主な図表:
アジア・オセアニア各国における電力の供給および消費量、ASEANおよび南西アジア主要国の燃料補助金(2013年時点)、「インフラの未整備」の具体的な項目別割合、電力需給バランス、電源別発電容量と構成比(2014年10月末現在)、再生可能エネルギーの電源別発電量と構成比(2014年3月末現在)、タイの1次エネルギー供給構成(2013年) タイの電源別発電電力量 など

発行年月:
2015年05月
作成部署:
ジェトロ調査部アジア大洋州課
総ページ数:
69ページ

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