法人に対する優遇税制(PS・ITA・RA)(2014年3月)

最終更新日: 2014年03月31日

本レポートは、マレーシアの法人に対する優遇税制についてまとめた。特に、パイオニア・ステータスおよび投資控除(ITA)、再投資控除、マルチメディア・スーパー・コリード(MSC)について、それらの特徴や優遇税制を享受できる基準などを中心に説明している。例えば、パイオニア・ステータスを認められた企業は、生産開始日と認定された日から5年間にわたり、法定所得の70%が免税となる。また、ITAが認められた企業は、最初に適格資本的支出(認可プロジェクトで使用される工場、プラント、機械、その他の設備に対する支出)が発生した日から5年以内に発生した適格資本的支出に対して、60%の控除が得られる。この控除額で各年度の法定所得の70%を相殺することができ、未利用の控除額は、全額が利用されるまで、翌年以降に繰越すことができるなど、マレーシアの企業への優遇税制は充実している。こうした点は、マレーシアに投資する魅力の一つといえる。

発行年月:2014年3月

作成部署:ジェトロ・クアラルンプール事務所

総ページ数:77ページ

PDFファイルのダウンロード:

記事番号:07001861

関連情報

ご質問・お問い合わせ