中南米諸国における港湾整備の現状と見通し(2014年7月)

最終更新日: 2014年07月24日

本報告書は、2014年6月にジェトロの『通商弘報』に掲載された、中南米主要国(メキシコ、ブラジル、ウルグアイ、ベネズエラ、チリ、ペルー、コロンビア)での港湾整備状況に関する記事を取りまとめたものである。2013年12月にジェトロが発表した「第14回 中南米日系進出企業の経営実態調査」報告書によると、進出日系企業の約70%が今後中南米地域での事業を拡大するとしており、堅調な成長を続ける同地域は、新興市場の1つとして日系企業から注目を集めている。ただ、一方で進出日系企業の3社に1社が生産面での課題として「物流インフラの未整備」を挙げている。これに対して、中南米各国は自国の投資環境の改善や産業競争力の維持・向上、経済活性化を図るべく、物流インフラ、とりわけ港湾の整備に取り組み始めている。また、堅調な経済成長やそれに伴う外資の流入増加によって市場が拡大し、各国の主要港で貨物取扱量が増加していることも港湾整備の取り組みが進む要因といわれている。

主な図表:中南米の主要港、主要港別貨物取扱量の推移、主要港別コンテナ取扱量の推移、ラサロカルデナス港の種類別貨物取扱比率、メキシコの主要商業港の港湾インフラ比較、マンサニージョ港から主要都市までの距離と時間等

発行年月:2014年7月

作成部署:ジェトロ・ボゴタ事務所、ジェトロ中南米課、ジェトロ・メキシコ事務所、ジェトロ・サンティアゴ事務所、ジェトロ・リマ事務所、ジェトロ・ブエノスアイレス事務所、ジェトロ・サンパウロ事務所、ジェトロ・カラカス事務所

総ページ数:72ページ

記事番号:07001793

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