米国・カナダ進出日系企業実態調査-2013年度-(2014年1月)

最終更新日: 2014年01月29日

本報告書は、ジェトロが2013年9月から10月にかけて実施し、在米国日系企業(製造業)661社、在カナダ日系企業(製造業・非製造業)126社に協力いただいたアンケート調査の結果をまとめたものである。米国では1981年以来、今回で32回目、カナダは1989年以来24回目となる(2004年は実施せず)。
今回の調査では、各企業の景況感、経営上の課題、経営の現地化に向けた取り組み、今後2〜3年で重要性が増すと思われる産業分野やシェール革命によるビジネスへの影響など変化するビジネス環境について聞いた。
2013年の在米企業の景況感は、前年からさらに上向いた。特に、輸送用機器や一般機械を扱う企業を中心に、現地市場の売上増加がみられた。また、回答企業の6割が今後1〜2年の事業展開の「拡大」を見込むと回答するなど、景気回復の足取りはより確かになってきているとみられる。一方、人件費の上昇や価格競争の激化が経営上の課題として上がった。今後2〜3年で重要性が増す分野として、昨年から引き続き環境意識の高まりやエネルギー需要増を背景として、「環境」「エネルギー」に最も関心が集まる結果となった。


発行年月:2014年1月

作成部署:ジェトロ・シカゴ事務所、ジェトロ・ニューヨーク事務所、ジェトロ・アトランタ事務所、ジェトロ・ロサンゼルス事務所、ジェトロ・ヒューストン事務所、ジェトロ・サンフランシスコ事務所、ジェトロ北米課、ジェトロ・トロント事務所

総ページ数:144ページ

記事番号:07001560

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