EU における最近のカルテル制裁の動向 (ユーロトレンド2007年4月号 Report2)

最終更新日: 2007年07月31日

欧州委員会が07 年に入って摘発した変電所設備(ガス絶縁開閉装置)と昇降機(エレベーター・エスカレーター)のカルテルのケースでは、過去の記録を上回る制裁金が科されており、EU のカルテル制裁はますます大型化する傾向が見られる。さらに、変電所設備のカルテルでは、EU 市場でほとんど販売実績がない日本企業にも巨額の制裁金支払いが命じられるという異例のケースとなった。これら2 つのケースについて、またEU がカルテル政策を強化し、制裁金が大規模になっている背景を概説する。

発行年月 :2007年4月
作成部署 :ブリュッセル・センター
総ページ数:8ページ

記事番号:05001446

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