EU環境規制へのドイツの対応(2004年11月)

最終更新日: 2004年11月01日

ジェトロ・デュッセルドルフは10月に、欧州で事業展開する日系企業を対象として「EU環境政策と企業へのその影響〜REACHおよびWEEE/RoHSの動向〜」をテーマに環境規制セミナーを開催した。日本人ビジネスマンを中心とする参加者は170人に上り、EUによる環境規制についての各界の代表者による講演に熱心に耳を傾けた。欧州新化学品規制(REACH)については、ノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州環境相の基調講演に続いて、ドイツの代表的な化学企業ヘンケルが実行上の問題を提起した。また、既にドイツ国内法案が閣議決定されているWEEE/RoHSについては、電気電子機器のリサイクル現状と今後の課題の理解を深めるためリサイクル事業者からの講演が中心となった。さらに、会計事務所による企業会計への影響を切り口とした説明も注目を集めた。以下にセミナーの概要を紹介する。

シリーズ名:ユーロトレンド
発行年月:2004年11月
作成部署:海外調査部欧州課
総ページ数:5ページ

記事番号:07000497

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