EU加盟準備状況と予想されるビジネス環境の変化(エストニア・ハンガリー・スロベニア・チェコ・ポーランド)

最終更新日: 2004年03月31日

Report 7 EU加盟準備状況と予想されるビジネス環境の変化(エストニア・ハンガリー・スロベニア・チェコ・ポーランド)

欧州委員会は2000年11月、「EU加盟候補国の加盟準備進捗状況についての報告書」、いわゆるプログレスレポートを公表しているが、これに対する各国の反応は様々である。エストニア、ハンガリー、ポーランドなど準備が進んでいると評価された国は好意的に受け止めているが、チェコは近隣のハンガリー、ポーランドに遅れを取ったとして予想外に厳しい評価と受けとめている。2000年12月の仏二一スでのEU首脳会議にて、EU拡大についての具体的なゴールが朧げながら提示されたが、2001年6月のスウェーデン・ヨーテボリの首脳会議では早期加盟国は2002年までに加盟交渉を終了できるとし、新規加盟が一層現実味を帯びてきた。EU加盟準備の進捗に伴い、貿易・投資制度などビジネス環境の変化が予想される。中・東欧諸国で活動する、もしくは同地域企業と取り引きする企業は注意が必要である。

本レポートでは、98年3月からEU加盟交渉を開始し、加盟候補国の中でも比較的準備が進んでいるとされるエストニア、ハンガリー、スロベニア、チェコ、ポーランドを取りあげ、現地側からみた加盟交渉の進捗とビジネスヘの影響について報告する。

主な図表
  • エストニアのEU加盟交渉の経緯(P.105)
  • EU主要機関における特定多数決の持ち票と議席数の配分(P.126)
  • EUに対するポーランド人の評価(P.127)
  • SSEの活動状況(2000年6月末現在)(P.128)
  • 2001年の輸出割当量(P.130)
  • ポーランドのEU統合コスト(P.131)

発行年月:2001年07月
作成部署:在欧州センター・事務所
総ページ数:34ページ

記事番号:05000490

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