ニース首脳会議の成果(EU)

最終更新日: 2004年04月27日

REPORT 2 ニース首脳会議の成果(EU)

フランスのニースで12月に開催されたEU首脳会議では、EU27ヵ国への拡大に向けて、特定多数決持ち票、欧州議会議席数の配分などを中心とする機構改革について一応の合意が達成された。しかし、一方では将来の新規加盟国の欧州議会での議席数が現加盟国の議席数より少なくなるなど、一部の合意内容に不満を持つ国もあった。とはいえ、今回の首脳会議は、拡大後のEUにおける共存のルールが議論された最初の場であり、将来の新規加盟国と現加盟国の関係がさらに深まったものになったという印象を与えた。

本レポートは、ウィーン国際経済研究所がニース首脳会議の成果についてまとめたものである。

主な図表

・理事会の特定多数決持ち票数の配分と欧州議会議員定数に関するニース契約(P.26)

発行年月 :2001年05月
作成部署 :ウィーン・センター
総ページ数:3ページ

記事番号:05000474

関連情報

ご質問・お問い合わせ