雇用政策の効果と反響(欧州各国)

最終更新日: 2004年04月22日

Report 2 雇用政策の効果と反響(欧州各国)

欧州では99年後半以降の景気回復・拡大を追い風に、各国の失業率は急速に低下している。この背景には、各国が雇用拡大を図るための諸政策を進めてきたことがあるとの見方もある。2000EU秋季経済予測によると、10.6%(97年)、9.9%(98年)、9.2%(99年)と低下してきたEU全体の失業率は、今後も8.4%(2000年)、7.8%(2001年)、7.3%(2002年)とさらに低下するとしている。こうした失業率の低下が好景気によるものなのか、各国雇用政策の効果によるものなのか断定はできないが、本レポートでは雇用政策の効果に焦点を当て、Report 1で取り上げた英国、フランス、イタリア、スペインに、ドイツ、オランダ、デンマーク、フィンランドを加え、各国の主要な雇用政策と、その効果および政労使の反響についての概況を、各国比較が出来るようコンパクトに取りまとめ、報告する。

主な図表

・フルタイム労働以外の雇用者数(P.32)

・産業別パートタイム労働の比率(P.32)

・パートタイム労働からフルタイム労働への雇用契約切り替え件数(P.32)

・フルタイム労働からパートタイム労働への雇用契約切り替え件数(P.33)

・州別のパートタイム労働者数(P.33)

発行年月 :2001年02月
作成部署 :在欧8センター・事務所/欧州課
総ページ数:15ページ

記事番号:05000466

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