企業の国際化戦略(英国・ポルトガル)

最終更新日: 2004年04月27日

Report7 企業の国際化戦略(英国・ポルトガル)

本レポートでは近年クロスボーダー企業買収(M&A;)を盛んに行っている英国企業と最近対外直接投資が急増しているポルトガル企業の国際化戦略を纏めている。

英国については、まず幾つかのM&A;のケースを取り上げ、M&A;戦略に向かう理由、背景を述べている。本レポートで対象としている業種は通信、医薬品、航空宇宙・防衛だが、それぞれにどんなM&A;が見られたか、また、その目的、戦略はどこにあるのか、業種による差異を整理している。続いて、医薬品のグラクソ・ウェルカム、通信・ハイテク企業、マルコーニがM&A;実現した後、当社はどのように変わったか、戦略はどうなったか、どんな将来展望を持っているかなど、纏めている。

ポルトガルについては、はじめにEC加盟以降の経済変化、最近の好調な経済の実態、それを支える政府の産業支援策を概述、次いでEUの深化、特にユーロ導入によるポルトガル経済への影響、課題を簡単に取り上げている。このような企業を取り巻く環境に触れた後、ポルトガル企業の海外進出動向、ユーロ導入に伴うメリット、デメリットを整理、最後に新たな地域展開を示す大手企業2社の概要と戦略を紹介している。

主な図表:

・「英国企業株式時価総額ランキング(100億ポンド)」(P.48)

・「最近の主要医薬品業界の再編」(P.50)

・「ポルトガルの国別対外直接投資(グロス)」(P.60)

・「ポルトガルの業種別対外直接投資(グロス)」(P.60)

発行年月 :2000年04月

作成部署 :在欧州センター・事務所

総ページ数:13ページ

記事番号:05000439

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