欧州通貨統合参加否決とその影響 (デンマーク)

最終更新日: 2004年04月23日

Report2 欧州通貨統合参加否決とその影響 (デンマーク)

2000年9月28日に行われた欧州通貨統合参加の是非を問うデンマークの国民投票の結果は、反対約53%、賛成約47%で参加が否決された。否決は、ユーロ参加で高福祉政策が後退するという不安や、ユーロ相場の下落が背景にあったとされるが、本報告では主要メデイアにおける国民投票結果の分析、賛否両陣営におけるキャンペーンの内容を紹介し、デンマーク国内への参加否決の影響およびEU内での影響を詳細に分析のうえ、『通貨統合参加否決後、1ヵ月の状況を見る限りでは、その影響

を明確に分析することは難しいが、長期的には政治的・経済的に影響を受けていくとみられ、これからデンマーク政府がどのような対応を取っていくかが注目される』と結んでいる。

主な図表:

・「国民投票結果の分析」(グラフ)(P.37〜38)

・「キャンペーン内容の種類別分類」(P.39)

・「デンマークの政党と議席数」(P.40)

発行年月 :2000年12月
作成部署 :コペンハーゲン事務所
総ページ数:14ページ

記事番号:05000429

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