デンマークの福祉機器産業

最終更新日: 2004年03月30日

Report 11 デンマークの福祉機器産業

デンマークは福祉先進国として世界的に知られるが、公共福祉の考えがこの国に生まれたのは1930年代であり、公共福祉制度が確立したのは第二次大戦後、そして今日のような地方自治体中心の公共福祉が本格的に動き出したのは、行政改革により地方分権制度が徹底された1970年以降のことである。

日本は過去25年以上にわたり、デンマークやスウェーデンを中心とする北欧型福祉制度に強い関心を寄せ、それを学んできた。特に急速に進む高齢化社会への危機感が増し、介護保険制度導入を控えた1990年代には、デンマーク高齢者福祉への関心が一層高まり、ケア技術やリハビリテーション技術などにも及ぶようになった。 本レポートでは、デンマークの福祉機器産業の今までの流れと社会保障制度との関係、さらに同産業の現状と今後の見通し、ならびに関連企業情報を報告・紹介する。

発行年月 :2003年05月

作成部署 :コペンハーゲン事務所

総ページ数:32ページ

記事番号:05000382

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