欧州拡大研究会報告(EU)

最終更新日: 2004年03月30日

Report 9 欧州拡大研究会報告(EU)

2001年12月15日、欧州理事会はラーケン宣言を採択した。同宣言では、EUが拡大後にも効果的に機能するために必要な改革への作業枠組みを提示している。一方、中・東欧諸国(CEEC)は現在、EU加盟のための交渉を進めており、早ければ2004年に一部交渉国の加盟が実現するといわれている。EUと中・東欧諸国の経済的なつながりは、すでに90年代以降、急速に強まっている。

本レポートは、ジェトロ海外調査部欧州課が主催した研究会で、ラーケン宣言の概要と今後の課題について横浜国立大学大学院国際社会科学研究科の庄司克宏助教授に、また、中・東欧諸国(CEEC)のEUへの経済統合の進展については、駿河台大学経済学部の田中友義教授に解説をお願いし、それを取りまとめたものである。

主な図表

・ESCBの政策決定機関の構成、責任および表決手続 (p.95)

・ユーロシステムの権限 (p.96)

・CEEC諸国の市場経済化の進捗状況 (p.98)

発行年月 :2002年05月

作成部署 :海外調査部 欧州課

総ページ数:14ページ

記事番号:05000341

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