2002年の貿易・投資動向(西欧、中・東欧)(2003年9月)

最終更新日: 2003年09月01日

EUを中心とする西欧経済は,2000年第2四半期以降続いた景気後退が、2002年第1四半期に底を打ち、2002年は年間を通じ緩やかに回復した。ただし、設備投資や個人消費が低調で景気回復の足取りは重く、2002年の実質GDP成長率はEUが1.0%、ユーロ圏が0.8%と低迷した。
中・東欧においては、世界的な経済停滞の影響を受けたものの、堅調な内需に支えられ、その影響は限定的なものにとどまった。中・東欧諸国を中心とするEU新規加盟予定10カ国では2002年、実質GDP成長率が2.1%と前年の2.5%を若干下回ったものの、すべての国でプラス成長を記録した。
本レポートでは、2002年の欧州経済について、貿易・投資動向を中心に西欧と中・東欧の2地域に分けて報告する。

シリーズ名:ユーロトレンド
発行年月:2003年9月
作成部署:海外調査部欧州課
総ページ数:12ページ

記事番号:07000470

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