知的財産ニュース 地域経済を牽引する企業を、知的財産を活用し積極的に支援する
2026年5月21日
出所: 韓国知識財産処
- 韓国知識財産処、バッテリー正極材開発の先導企業L&Fを訪問(5月21日)
- 地域企業の知的財産活動の強化と地域産業の発展に向けた知的財産権の戦略を協議
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韓国知識財産処(キム・ヨンソン処長)は、5月21日(木)16時、電池正極材*分野の代表企業であるL&F(大邱市達西区)を訪問し、地域の産業と経済を牽引する地域企業の抱える課題をヒアリングするとともに、知的財産(IP)戦略の支援策について協議すると発表した。
*バッテリーの容量や出力(性能)などを決定し、電池原価の4~50%を占める中核素材
L&Fは、大邱・慶北圏の主力産業であるバッテリー分野において世界的な生産技術を保有する中堅企業であり、昨年は高性能バッテリー正極材であるNCMに関する圧倒的な技術力で、国際企業と3.5兆ウォン規模の正極材供給契約を締結した。また、最近では中低価格帯のバッテリー正極材であるLFPにも事業領域を拡大し、中国企業以外のバッテリー企業としては初めて、サムスンSDIと1.6兆ウォン規模の大規模な正極材供給を契約したこともある。
さらに、L&Fはバッテリー分野の基盤技術の確保および保護のために合計88件の特許を保有しており、2025年だけで51件の特許を出願し、知的財産サービス企業との業務協定を通じて知的財産管理体制を構築するなど、知的財産に基づく技術競争力の強化に着実に取り組んでいる。
韓国知識財産処は、知的財産政策が地域にまで浸透するよう、地域知的財産センター(RIPC)*、知的財産重点大学**など、地域ごとの知的財産の専門性強化のための拠点を運営している。また、今年からは出願が活発な企業や地域の知的財産戦略・動向などを分析するための情報データセット(知的財産スコアボード)を構築しており、これは今後、知的財産活動が優れた企業を発掘し、差別化された地域密着型の知的財産戦略を策定する際に活用できるものと期待されている。
* 各地域の知的財産の全周期管理を総合的に支援するために設置された圏域別拠点機関
** 各地域に特化した知的財産の中核人材を育成するために指定された圏域別拠点大学(慶北大学など9大学)
韓国知識財産処のキム・ヨンソン処長は、「知的財産は、地域企業の競争力強化と地域産業の活性化に向けた中核的な原動力である」とし、「当地域の企業が技術競争力を備え、国際市場に進出できるよう、死角のない知的財産政策を積極的に推進していく」と述べた。
ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム
ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
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