知的財産ニュース 韓国知識財産処、子ども向け知的財産体験施設を開設

2026年5月14日
出所: 韓国知識財産処

- キッザニアに特許審判院が開設、意匠権の模擬審判体験を実施 -

-子どもたちの知的財産の重要性に対する認識が高まることが期待される-


韓国知識財産処(キム・ヨンソン処長)は、子ども向け職業体験テーマパーク「キッザニア・ソウル」(ソウル市松坡区)に特許審判院の体験施設を開設し、体験型の知的財産教育プログラムを実施すると発表した。子どもたちは、架空のデザイン権(意匠権)審判事例を体験しながら、知的財産権の意味と重要性を分かりやすく学ぶことができる。デザイン紛争は、子どもたちも頻繁に目にする日用品やキャラクターなどをめぐって頻繁に発生しており、今回の参加型アクティビティは、難しそうに見える知的財産を容易に理解するための出発点となることが期待される。

事例は、公益弁理士の助けを借りて意匠権侵害に対応し、正当な権利を取り戻すという内容で、子どもたちに馴染み深い文房具店、キャラクターカード、ファン主導のグッズなどで構成されている。参加する子どもたちは、異なるデザインを比較し、デザインの公開時期を確認する意匠権模擬審判を行いながら、知的財産権の意味、特許審判の手続き、公益弁理士の役割などを自然に学ぶことができる。

キッザニア特許審判院は、知的財産紛争や特許審判というやや馴染みの薄いテーマを、子どもたちの目線に合わせた参加型活動として展開することで、知的財産権の価値を自然に伝える狙いがある。また、韓国知識財産処は、地域の児童福祉施設の子どもたちを招待して、知的財産体験の機会を提供するなど、地域社会との連携強化も推進する計画だ。

韓国知識財産処のキム・ヨンソン処長は、「自分が思いついた斬新なアイデアのような知識を財産にする方法が、まさに知的財産だ」とし、「多くの子どもたちがキッザニア特許審判院で、知的財産の意味と価値を知ってくれることを願っている」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
担当者:横山、徐(ソ)、權(クォン)(いずれも日本語可)
E-mail:kos-jetroipr@jetro.go.jp
Tel :+82-2-3210-0195