知的財産ニュース 特許審査もタイミングが重要。便利になった審査猶予制度をぜひ活用してみてください
2026年5月11日
出所: 韓国知識財産処
- 事業のスケジュールに合わせて延期していた特許審査の時期を、自由に変更可能(5月14日~)-
韓国知識財産処(キム・ヨンソン処長)は、5月14日(木)から、事業化の時期に合わせて一般審査よりも遅れて審査を受けるよう申請していた特許審査の時期を、出願人の必要に応じていつでも変更できるようにすることを主な内容とする改正特許・実用新案法施行規則が施行されると発表した。
< 改正事項:特許審査の猶予時期をいつでも変更(または取り下げ)できるように改善 >
特許審査は、製品発売に合わせて適切に権利範囲を設定することが重要な場合も多い。韓国知識財産処は、特許審査時期を先送りする審査猶予制度を2008年から施行している。出願人が審査猶予を申請すれば、製品発売時期などに合わせて出願後最大5年まで審査時期を遅らせることができるという利点があり、着実に利用*されてきた。
* (2023) 1,367件 → (2024) 2,110件 → (2025) 2,716件
しかし、従来の制度では、審査猶予を申請してから2ヶ月が経過すると猶予審査時期を変更できなくなるため、審査猶予の申請が負担になるという意見が多かった。特許審査の時期を早めたり遅らせたりしなければならない状況が発生しても、審査時期を変更できないことから審査猶予制度を活用しにくいというのだ。
今回の改正により、審査官が審査に着手する前であれば、いつでも申請した猶予審査時期を早めたり遅らせたりすることができ、審査猶予そのものを取り下げることも可能になる。
韓国知識財産処のヤン・ジェソク特許審査企画局長は、「今回の改正は、審査猶予制度をより便利に改善してほしいという特許利用者の声を反映した措置だ」とし、「審査猶予制度の利便性が向上したことで、今後、特許利用者が審査猶予制度をより多く活用できるようになると期待される」と述べた。
ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム
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