知的財産ニュース 韓国知識財産処、偽K-POPグッズを徹底的に取り締まる

2026年4月8日
出所: 韓国知識財産処

- BTSのコンサートに合わせて、偽K-POPグッズの取り締まりを実施 -

- 正規品と模倣品の比較展示など、知的財産権を尊重する文化の啓発活動も併せて実施 –


韓国知識財産処(キム・ヨンソン処長)は、アイドルグループBTSのコンサートを契機に、オンライン・オフラインで流通する偽K-POPグッズに対する全面的な取り締まりに乗り出すと発表した。コンサート会場を訪れる韓国国内外のファンが増える時期を見据え、取り締まりと広報、オンライン監視を並行して行う計画だ。
* BTS WORLD TOUR 『ARIRANG』 IN GOYANG(2026年4月9日(木)、4月11日(土)、4月12日(日))

韓国知識財産処の商標警察は、4月9日(木)にBTSのコンサート会場(京畿道一山)一帯を中心に、模倣品の集中取り締まりと知的財産権の尊重文化の普及啓発を実施する。今回の措置は、K-POPの公演会場を訪れる韓国国内外のファンを対象に、正規品の消費文化を広め、模倣品を根絶するために推進される。

① BTSコンサートに合わせて偽K-POPグッズの計画的取り締まりを実施

公演当日は、会場周辺の商店街を中心に取り締まりが行われる。現場では、K-POP関連の偽グッズの販売行為や商標権侵害の有無を集中的に点検し、違反事項が発覚した場合は関連法令に基づき厳正に対処する方針だ。特に公演当日およびその前後の期間に取り締まりを強化し、ファンの需要が集中する時期を狙った対応効果を高める計画だ。

また、公演に先立ち、オンライン上の偽K-POPファン商品の集中取り締まり期間(3月16日~4月9日)を指定し、「オンライン模倣品在宅監視団」を投入して、オープンマーケット、SNS、ポータルサイトなどの主要なオンライン取引サイトに掲載された模倣品販売の投稿を遮断する措置を講じる。オンライン・オフラインを網羅する立体的な対応体制を用いて、模倣品の流通を根源的に遮断するという趣旨だ。

②正規品消費文化の普及に向けた知的財産尊重文化の広報も併せて展開


現場では、ファンが直接参加できる広報活動も併せて行われる。正規品と模倣品を比較展示し、認証イベントなどの参加型プログラムによって、「正規品を購入することが、すなわちアーティストを応援する行為である」というメッセージを伝える計画だ。

韓国知識財産処は今後も、商標権者や関連機関などとの協力をさらに強化し、主要な模倣品の流通拠点に対する集中取り締まりを継続的に実施する一方、消費者が模倣品購入の違法性と危険性を十分に認識できるよう、多様な国民向け広報活動を展開していく計画だ。

一方、商標警察は今回の措置に先立ち、去る2~3月、ソウル・釜山一帯で企画取り締まりを行いBTSなどの偽K-POPグッズ(フォトカード、キーホルダー、マグカップなど)合計約2万7千点を押収し、容疑者5名を商標法違反の疑いで書類送検した。

HYBEは「アーティストの知的財産(IP)の価値はファンの皆様の変わらぬ支持から生まれるものであり、これを保護することが何よりも重要だ」とし、「正規品の愛用がそのまま芸術家の権利保護につながる好循環構造をつくるため、韓国知識財産処と協力し、模倣品の流通遮断および認識改善に向けて共に努力していく」と語った。

韓国知識財産処のキム・ヨンフン知識財産保護協力局長は、「正規品を購入することが、アーティストの創作を保護する近道だ」とし、「公演と連携した取り締まりと広報を継続的に拡大し、これによりK-コンテンツ産業を保護し、健全な消費文化を定着させていく」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
担当者:横山、徐(ソ)、權(クォン)(いずれも日本語可)
E-mail:kos-jetroipr@jetro.go.jp
Tel :+82-2-3210-0195