知的財産ニュース 不確実性の時代、K特許で突破、新年最初の月、知的財産権出願が過去最高を記録
2026年2月24日
出所: 韓国知識財産処
- 2026年1月、前年同月比で特許出願45.2%、商標出願39.5%増加 -
世界的な景気減速や米国の関税政策などが続く厳しい対外環境の中でも、韓国の知的財産権出願は26年1月に過去最高を記録したことが明らかになった。
韓国知識財産処(キム・ヨンソン処長)は、2026年1月の知的財産権の出願*が前年1月(40,679件)比、約39%増の56,458件を記録し、歴代**1月の出願件数の中で最高値を達成したと発表した。
* 2026年1月 知的財産権の出願(多類商標・複数デザイン基準)現況(前年同期比増加率):特許(23,365件、45.2%↑)、商標(28,085件、39.5%↑)、意匠(4,773件、10.9%↑)、実用新案(235件、50.6%↑)
** 2022年1月 52,003件
これは、創造的なアイデアの権利化が競争力確保のための中核的な資産であることを認識した韓国企業や個人出願者などが先制的に知的財産権の確保に乗り出した結果と評価される。
2026年1月 韓国国内特許出願 23,365件、前年1月比45.2%上昇
2026年1月の韓国国内特許出願は23,365件で、前年1月(16,092件)比45.2%上昇し、1月基準で史上最高を記録した。商標(28,085件)と意匠(4,773件)の出願も前年1月比でそれぞれ約39.5%、10.9%増加した。
昨年1月は旧正月連休により出願が一時的に減少したベース効果を考慮しても、異例の高増加率を記録したのは、主要多出願企業の持続的な出願拡大に加え、小規模起業の活性化に伴う個人・中小企業などの出願増加の影響と分析される。
商標出願においても、小規模事業者やスタートアップなどを中心に、事業宣伝や投資誘致などを念頭に置いた先制的な商標権の確保活動が活発化し、出願が拡大したことが明らかになった。
2026年1月の個人特許出願は5,478件、前年1月比210%増
出願者の類型別出願状況を見ると、特許出願は個人と中小企業を中心に強い増加傾向を示した。特に、2026年1月の個人の特許出願は5,478件で、昨年12月の出願件数(5,067件)を上回り、月別基準で歴代*最高値を記録した。これは前年1月(1,766件)と比較すると約3倍以上増加(増加率210%)した水準である。また、中小企業の特許出願も5,758件を記録し、前年1月(3,850件)と比較すると約50%増加した。
*2021年1月 3,196件
このような個人出願の増加は、ChatGPTなどのAI技術の普及を契機に、情報通信技術や情報サービス業などの分野を中心に個人起業が活性化し、特許出願が大幅に増加したことによる影響であると分析される。
韓国知識財産処のチョン・ジェファン知識財産情報局長は「最近の知的財産権出願増加は、製品アイデアを知的財産権の事業化にしようとする企業と個人の取り組みが反映された結果」とし、「これに合わせて国民の創造的なアイデアが起業につながるよう、知識財産処が推進中の『みんなのアイデア』プロジェクトに国民の皆様の多くの関心と参加を願う」と述べた。
ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム
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