知的財産ニュース Kブランド保護のため、「韓国・ASEAN間常設協議体」の新設に動き出す

2026年2月5日
出所: 韓国知識財産処

- 「ブルダックポックムミョン、釜山おでん」など「商標先取り」防止のための審査協力体制の構築を目指す -

- インドネシア・ベトナムの知的財産当局、ASEAN事務局と相次ぐ会談 –


韓国知識財産処(キム・ヨンソン処長)は、ASEAN域内におけるK-ブランドの保護強化のため、インドネシア(2月2日)とベトナム(2月4日)の知的財産当局およびASEAN事務局とハイレベル会談を行ったと発表した。

本会談は、2027年に開催予定の「韓国・ASEAN商標専門家会合」に向け、ASEAN内で影響力の大きい主要国を事前に説得し、協力基盤を固めるために推進された。

これまで「ブルダックポックムミョン」や「釜山おでん」など韓国の代表ブランドが海外で現地人による無断先占を受けた後、遅れて無効訴訟などの紛争で取り戻す事例があったが、これは企業に多大な時間と費用負担をもたらしてきた。

こうした問題を根本的に解決するためには、登録後の対応よりも、商標審査官が審査段階で他国の著名商標情報を認識し、審査に参考とする予防的措置が不可欠である。

知識財産処代表団は、先月2月2日の月曜日に、インドネシア知的財産権総局(DGIP)とASEAN事務局(ASEC)、2月4日の水曜日にベトナム国家知的財産庁(IP Vietnam)を相次いで訪問し、実務協議を行った。

この席で韓国側はK-ブランド無断先占の実態の深刻性を共有し、これを解決するための根本的な方策として「韓-ASEAN商標専門家会合」の設立を提案した。

インドネシアとベトナム、ASEAN事務局側は、自国内でも問題となっている知的財産権保護問題の解決には韓国との緊密な協力が不可欠であることに同意し、2027年の「韓国・ASEAN商標専門家会合」の成功裏の開催に向け、今後具体的な実務協議を継続することで合意した。

韓国知識財産処のイ・チュンム商標デザイン審査局長は「今回のインドネシア・ベトナム訪問は、ASEAN地域における韓国企業のブランド価値を守るための積極行政の第一歩」とし、「2027年の韓国-ASEAN商標専門家会合が滞りなく発足し、韓国企業が安心して輸出できる環境を整えるために最善を尽くす」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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