知的財産ニュース 商標警察、外国人観光客対象にした模倣品販売グループ、集中取り締まりを推進

2026年1月28日
出所: 韓国知識財産処

- 韓国知識財産処、釜山(プサン)の模倣品販売店13カ所を摘発、12名を送検し7,896点を押収 -

- 外国人観光客の財布を狙う模倣品販売する行為の集中取り締まりを推進 –


最近の韓流ブームにより、外国人観光客の訪問が増える中、外国人観光客を対象とした模造品の販売に対し、知識財産処が厳しい措置を取った。

韓国知識財産処(キム・ヨンソン処長)商標特別司法警察(以下「商標警察」)は、釜山国際市場と釜山南部一帯の住商複合商業施設で海外有名ブランドの衣類・アクセサリー・バッグなどの模倣品を販売したA氏(男性、43歳)ら12名を商標法違反の疑いで検察に起訴意見で送致したと明らかにした。

商標警察は、2025年9月11日から9月12日にわたり、模倣品販売拠点が国際市場から釜山南部一帯の新規商圏へ移動した状況を把握し、先制的な取り締まりを実施した後、国際市場まで取り締まりを拡大し、模倣品販売店13カ所で計7,896点(正規品価格約258億ウォン相当)を押収措置した。

取り締まり被害 新たな商業地域へ移動 模倣品販売拠点の多様化>


商標警察は、釜山のある商業施設団地に模倣品販売業者が出店し、高級ブランド衣類・アクセサリー・バッグなどの模倣品を販売してきた状況を把握した。彼らは新たな商業地域へ移動しながら違法営業を継続してきたとみられる。

これを受け商標警察は、2025年9月11日、住商複合商業施設内の模倣品販売拠点10ヶ所に対し合同取り締まり)を実施し、合計4,194点(正規品価格約76億ウォン相当)を押収した。これまで小規模・単発的な取り締まりに留まり実効性が限定的だったが、今回は強制執行による同時一斉取り締まりで模倣品流通拠点に対する実質的な成果を上げた。

外国人観光客を狙った国際市場「秘密店舗」での模倣品販売


国際市場一帯では外国人観光客の流入増加に伴い、外国人観光客を対象とした秘密店舗方式の模倣品販売が確認された。これを受け商標警察は、2025年9月12日、国際市場内の販売店3ヶ所の店舗内部および秘k@$ip密店舗に対し取締りを実施し、高級ブランド偽バッグ・財布など3,702点(正規品価格約182億ウォン)を押収した。

外国人観光客はSNSなどを活用して販売情報を入手した後、観光ガイドの案内で秘密店舗を訪れ模倣品を購入していたことが確認された。特に一部外国人が韓国での模倣品を購入する行為をSNSで紹介する事例が確認されており、K-カルチャーの世界的拡散に支障をきたす恐れがある。

韓国知識財産処のシン・サンゴン知識財産保護協力局長は「K-POP、K-コンテンツの世界的人気に支えられ海外観光客が着実に増加している状況で、外国人観光客に対する模倣品販売など国家イメージを損なう行為を継続的に取り締まる計画」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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