知的財産ニュース 「超高速審査による特許第1号」申請から19日後に誕生

2025年12月16日
出所: 韓国知識財産処

- LGエナジーソリューション「先端技術第1号」、(株)ヘチョンケミカル「輸出促進第1号」登録-

-韓国知識財産処、「超高速審査による特許第1号」の特許証を授与と利用企業に向けた懇談会を開催 -


LGエナジーソリューションの「電極組立体の製造装置および電極組立体の製造方法」特許が超高速審査の申請(2025年10月23日)から19日後、「先端技術に対応した超高速審査による特許第1号」として登録(2025年11月11日)された。(株)ヘチョンケミカルの「バイオマスを含む環境に優しい融雪剤」特許も超高速審査の申請(2025年11月11日)から21日後、「輸出促進に対応した超高速審査による特許第1号」として登録(2025年12月2日)された。

韓国知識財産処(キム・ヨンソン処長)は12月16日火曜日の15時、ソウル駅の会議室(ソウル龍山区)において、超高速審査*の施行(2025年10月15日)後初の特許第1号に対する特許(登録)証の授与式とともに、超高速審査の利用企業を対象にした懇談会を開催すると明示した。
*超高速審査:輸出企業が海外進出戦略を適時に策定できるよう審査期間を大幅に短縮(全体平均:16.1ヶ月(2024年)、超高速審査:1ヶ月)し、早期に韓国国内における知的財産権の確保を支援する制度

今回の行事は、これまで超高速審査を利用していた企業を招き、超高速審査制度の進捗状況を共に検討する。また、超高速審査を含む特許制度の多岐にわたる輸出現場の問題や改善提案を聞き取り、今後の制度改正に積極的な働きかけを行うため企画された。

知識財産処は、超高速審査の申請から19日後に特許査定を受けたLGエナジーソリューション(先端技術第1号)と、申請21日後に特許査定を受けた(株)ヘチョンケミカル(輸出促進第1号)に対し、知識財産処長が直接署名した特許証を授与し、超高速審査を利用した企業と制度の利用経験を共有する予定だ。

超高速審査は、海外企業との特許紛争に直面した韓国の輸出企業が迅速に特許権を確保できるよう支援するため、知識財産処の発足に合わせて2025年10月から施行している制度である。

超高速審査は現在128件が申請され(2025年10月10日時点)、5件が特許査定を受けており、超高速審査の特許申請から特許査定まで平均25.1日を要している(登録件を基準とする)。

2026年は輸出促進部門と先端技術部門において各500件に制限されている超高速審査を各2,000件に拡大し、申請企業あたり3件に制限されている輸出促進部門の件数制限も廃止する計画である。

キム・ヨンソン韓国知識財産処長は「韓国国内における特許権の早期確保は保護貿易の障壁を下げ、海外市場に進出するための足掛かりをつくる第一歩」とし、「知識財産処は今後とも超高速審査制度のように審査期間は短縮し、審査品質は向上させることで、韓国企業の輸出拡大を積極的に支援していく」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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