知的財産ニュース 循環型経済の生態系構築、知的財産で支援
2025年11月24日
出所: 韓国知識財産処
- 韓国知識財産処、廃プラスチック再生企業(株)Renew systemを現地訪問 –
韓国知識財産処(キム・ヨンソン処長)は、11月25日の火曜日14時に、廃プラスチック再生企業である(株)Renew system(大田市儒城区所在)を訪問し、循環経済の実現のための知的財産支援策を議論する。
今回の現地訪問は、欧州連合(EU)をはじめとする主要国が循環経済政策を強化する状況において、主要国政課題の一つである「循環経済エコシステムの構築」を支援し、韓国企業のプラスチックリサイクル技術の競争力強化を支援するために企画された。
世界的に金属、ガラス、紙などは廃棄物の60~80%程度がリサイクルされる。一方、プラスチックのリサイクル率は10%水準に留まっている状況*だ。特に繊維などが含まれた複合材質プラスチックは、物理的リサイクルが困難で、大半が焼却または埋め立て処分されている。
* 出典:OECD(2022)「Global Plastics Outlook」
(株)Renew systemは、廃プラスチックを化学的に分解し、高純度原料を再生する解重合(Depolymerization)技術を保有している。解重合を活用すれば、元のプラスチックと同等の物性を持つ製品を生産できるため、真の意味での循環型経済を実現するための中核技術の一つとして位置付けられている。
本懇談会では、知識財産処がプラスチックリサイクル分野の特許出願の動向を共有し、循環経済関連企業の知的財産確保支援策を紹介する予定であり、(株)Renew systemはプラスチック化学的リサイクル技術の最新研究開発の動向を共有し、現場の知的財産に関連する課題について伝える計画である。
韓国知識財産処のイム・ヨンヒ化学生命審査局長は「循環経済が世界的な話題として浮上する中、化学的リサイクル技術は地球規模のプラスチック問題解決のための必須技術」とし、「循環経済エコシステムの構築を支援し、韓国企業が知的財産を基盤に世界市場をリードできるよう産業現場と持続的にコミュニケーションを図っていく」と述べた。
ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム
ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
担当者:大塚、徐(ソ)、權(クォン)(いずれも日本語可)
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