知的財産ニュース EV充電インフラ業界とコア技術の知財権に関する懇談会を開く

2023年12月7日
出所: 韓国特許庁

EVの高速充電および過熱防止技術において国際出願の競争力を高める

特許庁とEV充電インフラ業界、EVの高速充電および過熱防止技術分野の知財権に関する懇願会を開催(12月6日)

韓国特許庁は12月6日水曜日、特許庁ソウル事務所にて電気自動車(EV)充電インフラ業界とEV充電インフラのコア技術である高速充電および過熱防止技術(充電安全技術)の知財権に関する懇談会を開催した。

懇談会は、韓国国内外のEV普及拡大の促進に欠かせない高速かつ安全なEV充電への消費者需要が急増していることを受けて、EVの高速充電および過熱防止技術に関する産業および特許の動向を共有し、世界での特許競争力の強化に向けた今後の政策支援の方向を示す目的である。

懇談会には大手企業、中小企業、スタートアップ企業、出捐研究機関、公共機関などEV充電インフラ分野で出願を保有する多くの韓国企業が参加した。

懇談会で特許庁は、EVの高速充電および過熱防止技術に関する特許出願の動向および国内外の特許審査状況を紹介し、高品質の特許審査サービスを提供するために業界から技術開発の動向および知財権をめぐる困難についてヒアリングする一方、相互に関心を持つ課題についても意見を共有した。

ここ10年(2011年~2020年)間のEVの高速充電および過熱防止技術分野における韓国の特許出願件数および年平均の出願増加率がいずれも世界2位

ここ10年(2011年~2020年)間、五庁(IP5:日米欧中韓の知的財産庁)のEV高速充電および過熱防止技術分野における全体の特許出願は年平均11%増え計10,469件に達している。

国別の出願人をみると、韓国は全体の特許出願の26%である2,726件となり、全体の28.4%の2,969件を出願した日本の次に件数が多く、中国(20.2%、2,112件)、米国(10.8%、1,129件)の順となっている。

また、同期間、韓国の年平均の出願増加率は13.5%と、中国の56.3%の次に伸び率が高く、米国11.7%、ドイツ6.4%の順となっている。つまり、韓国は特許出願件数と年平均の出願増加率いずれにおいても世界2位となっている。

特許庁の電気通信審査局長は「カーボンニュートラル時代において環境にやさしいEVの普及拡大のためには、EV充電インフラの拡充が求められており、そのコア技術であるEVの高速充電および過熱防止技術を中心に充電インフラ分野の全体にわたって特許権を先取りすることが第一である」と強調し、「特許庁は業界とのコミュニケーションを重ね国際出願の競争力を高めるよう引き続き支援していく」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
担当者:大塚、徐(ソ)、權(クォン)(いずれも日本語可)
E-mail:kos-jetroipr@jetro.go.jp
Tel :+82-2-3210-0195