知的財産ニュース 韓国・UAEの協力強化で「知的財産韓流」を拡大する

2023年1月16日
出所: 韓国特許庁

ユン大統領のUAE国賓訪問をきっかけに特許情報の分析・活用など、
両国間知的財産分野での協力を拡大することに

韓国特許庁長は、アラブ首長国連邦(UAE)経済省(Ministry of Economy)のアブドゥッラー・アフメド・アル・サーレフ(Abdulla Ahmed Al Saleh)次官と1月16日(現地時間)にアブダビで「韓国・アラブ首長国連邦(UAE)間知的財産分野の高位級会談」を開催し、「知的財産分野での深化協力に向けた了解覚書(MOU)」を締結した。韓国特許庁とUAE経済省は、2010年に「包括協力了解覚書」を締結した後、特許審査の代行や特許情報システムの構築などの協力事業を推進する一方、特許分野審査実務関連経験の共有や特許審査の代行などのために計14人の韓国特許庁の専門家をUAE経済省に派遣し、UAEが高品質の特許審査業務体系を整えるよう積極的に支援してきた。今回の尹大統領のUAE国賓訪問をきっかけに、エネルギー、原発、投資、防衛産業などの多様な分野で両国間の交流が拡大・深化している状況で、韓国特許庁とUAE経済省は、これまでの協力成果を基に友好関係をさらに一段階発展させるための知的財産分野での深化協力に向けた了解覚書を締結することになったのである。

今回締結される了解覚書には、国家戦略技術の効果的な開発に向けた特許情報の分析および活用のノウハウの共有、工学者や理工系大学院生などのための知的財産教育協力、人工知能、ブロックチェーン、メタバースなどの新技術を効果的に保護するための新たな知的財産分野関連情報交換、産業デザイン分野での審査協力などの内容が含まれている。今回の了解覚書の締結を通じてこれまで特許審査と情報化を中心に行われてきた両国間の協力範囲が、特許情報や産業デザインなどの分野に拡大することで、より多様な分野で協力事業が発掘・推進されるものと期待される。

特許庁長は、「2010年から10年以上続いてきた韓国とUAE間知的財産分野での協力は、代表的な模範事例の一つとして、これまで多くの成果を導き出し、両国間の友好関係の増進に大きく貢献してきた」と話した上で、「尹大統領のUAE国賓訪問をきっかけに両国が深化協力の了解覚書を締結することで、知的財産分野での協力に新しい転機を作っただけに、韓国特許庁はこれからUAE経済省と緊密に協力してより高い水準の知的財産制度がUAEに構築されるようにする一方、韓国の先進知的財産制度を中東地域の諸国に拡散させるために積極的に取り組んでいく計画だ」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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