知的財産ニュース 特許微生物情報統合管理システムを構築

2022年11月21日
出所: 韓国特許庁

微生物特許の検索・出願がより容易に、より便利に!

韓国特許庁は、特許微生物関連情報を、オンラインを通じて統合管理するシステムを構築し、11月21日(月曜)から本格的に国民向けサービスを始めると発表した。

特許微生物寄託分譲制度

微生物、動物・植物細胞、種子などに係る発明は、書面だけでは繰り返して再現しにくいため、微生物などの実物を特許庁で定める寄託機関(※)に寄託する必要があり、寄託された微生物は、試験・研究などのために誰でも分譲を受けることができる。
※韓国生命工学研究院の生物資源センター、韓国微生物保存センター、韓国細胞株研究財団、農村振興庁の微生物銀行

韓国特許庁は4月に微生物発明の特許出願および分譲過程で発生する国民の不便を解消するため、微生物の寄託・分譲手続きを大幅に簡素化(※)し、このような制度改善を裏付けるために特許微生物情報統合管理システムを開発した。
※韓国特許法施行令第2条、韓国特許法施行規則第23条、別紙第14号・第19号書式改定

特許微生物情報統合管理システムの構築により、韓国特許庁と4か所の微生物寄託機関はアプリケーションプログラミングインタフェース(API)(※)を通じて寄託・分譲情報をリアルタイムで共有できるようになる。
※API(Application Programming Interface)

出願人は別途の微生物寄託証のコピーを提出しなくてもすぐ出願ができ、寄託微生物の分譲を受けたい人も別途の書面証明書なく寄託機関にすぐ分譲申請ができる。

なお、出願時の寄託証提出を省略してオンラインで微生物分譲資格証明申請ができるように特許出願システムの「特許路」(※)を改編し、特許検索システムの「KIPRIS」(※※)を通じて特許微生物関連情報の一括検索および確認ができるように、機能を改善した。
※寄託微生物情報サービス(特許路外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
※※国民向け微生物寄託情報検索サービス(KIPRIS外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

韓国特許庁の融合複合技術審査局長は「特許微生物情報をリアルタイムに共有することが可能となり、特許出願時に必要な微生物の寄託・分譲手続きが大幅に簡素化された」と強調し、「これから微生物に関係する出願人にたくさんご利用いただくことを期待する」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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