知的財産ニュース 韓国、2年連続でアジア地域の最高のイノベーション国家に選定!

2022年9月29日
出所: 韓国特許庁

2022年のグローバル・イノベーション・インデックス総合6位、81の細部指標7分野で世界1位

韓国特許庁は9月28日、世界知的所有権機関(WIPO)(※)が発表したグローバル・イノベーション・インデックス(Global Innovation Index)(※※)で、アジア地域で2年連続イノベーション能力1位、132か国のうち大韓民国が総合6位を獲得したと発表した。
※知的財産分野の国際連合(UN)傘下機関
※※世界知的所有権機関(WIPO)、欧州経営大学院(INSEAD)などが世界のWIPO加盟国を対象に未来の経済発展などの主な原動力となるイノベーション能力を測定(2007年~)

今年は、スイスが昨年に続いて1位を取り、米国、スウェーデン、英国、オランダ、韓国の順で後に続いた。アジアではシンガポールが7位、中国と日本がそれぞれ11位、13位となった。
※韓国の順位:(2012)21位→(2015)14位→(2020)10位→(2021)5位→(2022)6位

2022年主要国の総合評価順位、()は2021年の順位
区分 スイス 米国 スウェーデン 英国 オランダ 韓国 シンガポール ドイツ 中国 日本
順位 1(1) 2(3) 3(2) 4(4) 5(6) 6(5) 7(8) 8(10) 11(12) 13(13)

世界知的所有権機関(WIPO)は、インプット部門5項目、アウトプット部門2項目などの7分野(※)、81の指標に基づいて132か国を対象に評価を行った。
※インプット部門(5項目):制度、人的資本と研究、インフラストラクチャー、市場の洗練度、事業の洗練度
アウトプット部門(2項目):知識および技術の産出、創造的なアウトプット

韓国は81の指標のうち特許出願等知的財産に関する3つの指標を含めた7つの指標(※)で世界1位を獲得したことがわかった。世界知的所有権機関(WIPO)は、韓国がイノベーションに投入した資源を効率的にイノベーション成果につなげて(※※)おり、所得水準が似ている他の国々に比べてイノベーション能力が高いという点も強調した。
※①国内総生産(GDP)比特許出願②GDP比国際特許出願(PCT)③GDP比デザイン出願(以上、知的財産関連)④人口比研究員数⑤人口比企業研究員数⑥政府オンラインサービス⑦電子政府オンライン参加
※※イノベーションインプットに対するアウトプット部門の順位:(2019)13位→(2020)10位→(2021)5位→(2022)4位

このような成果は、厳しい対内外の経済環境の中でも持続した政府と企業の未来への投資(※)、このような投資が無形資産の創出(※※)と知識の普及などにより活発に続いたためと解釈される。
※人的資本と研究分野で4年連続世界1位
※※前年比知的財産権の韓国国内出願6.3%、国際特許出願(PCT)3.2%増加

特許庁長は「最近、世界経済危機の中で韓国が2年連続で、アジアでイノベーション能力が最も高い国として評価されたのは、有意義である」とし、「特許庁はイノベーションの成果物である知的財産権を効果的に活用し、保護できる制度的インフラを強化することで、韓国のイノベーション能力が経済成長につながるよう最善を尽くしたい」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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