知的財産ニュース 韓国・フランス、「特許審査ハイウェイ(PPH)」プログラムを9月1日から施行
2022年9月1日
出所: 韓国特許庁
韓国企業のフランスでの特許取得、6か月に短縮される
韓国特許庁は、強化されたフランス特許庁の特許要件に備えて、韓国企業が現地市場に進出する際に知的財産権を素早く取得できるようにする「特許審査ハイウェイ(PPH※、Patent Prosecution Highway)」プログラムを1日から施行すると発表した。「特許審査ハイウェイ(PPH)」プログラムを利用すれば、韓国企業が韓国特許庁の審査結果を利用してフランスで6か月以内に迅速に特許を取得できるようになる。
※出願人がある国で特許出願した発明を他の国に出願するとき、速やかに審査を受けられるようにする制度
フランスは「企業の成長とイノベーションに向けた実践計画(PACTE)」の法律を公布(2019年5月)し、それを受けてフランスの知的財産権法および特許審査が強化された(2020年5月)。そのため、韓国特許庁は積極行政の一環として韓国企業のフランス市場への進出および迅速な特許取得を支援するために、今年1月からフランス特許庁と交渉を進め、7月14日の世界知的所有権機関(WIPO)総会でフランスと「特許審査ハイウェイ(PPH)」を施行(9月1日)することに合意した。
韓国は米国、中国、ドイツなどと特許審査ハイウェイプログラムを施行しており、これによって韓国企業が速やかに海外特許を確保できるように支援してきた。今後もインドネシアなど、韓国企業が進出している新興国との「特許審査ハイウェイ(PPH)」の締結を積極的に拡大していく予定である。
特許庁の特許審査企画局長は「変化したフランスの知的財産権環境に対応して韓国・フランス『特許審査ハイウェイ(PPH)』を施行することで、韓国企業がフランス市場への進出に必要な知的財産権を迅速に確保できるものと期待される。これからも特許庁は韓国企業の海外競争力を高められるよう、国外での知的財産権の確保に向けた支援を拡大する」と述べた。
ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム
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