知的財産ニュース 韓国・中国・日本の特許庁および産業界の専門家が一堂に

デザイン創作および保護環境作りに向けてコミュニケーションの場を設ける

韓国特許庁は、8月1日月曜日午後2時から「2022年日中韓デザインフォーラム（以下「フォーラム」）をオンラインで開催すると発表した。今年で11回目を迎える今回のフォーラム（※）は、「国際経済の拡大およびウェブ3時代におけるデザイン保護」をテーマに開催される。
※日中韓の特許庁が毎年順次開催、今年は日本特許庁が主催

今回のフォーラムでは、ハーグ協定（※）（2022.5.5）で中国が国際デザイン出願制度に合流したことを受け、3国（日中韓）にデザインを同時に出願する際に知っておくべき各国のデザイン制度と審査実務を共有する。また、日中韓の産業界の発表者を招いてメタバースやNFT（非代替性トークン）などの新技術とデザイン、ウェブ3時代に対応する業界の動向などを取り上げる予定である。
※産業デザインの国際登録に関するハーグ協定のジュネーブ改正協定

オンラインフォーラムは、関連リンクから事前申し込みを通じて誰でも参加可能であり、韓国語・中国語・日本語の同時通訳が提供される。

特許庁の商標デザイン審査局長は「最近の中国・日本のデザイン関連法・制度および産業界の動向を把握できる良い機会なので、関心のある方々の多くの参加を願う」と述べた。