知的財産ニュース 韓国特許庁、直接開発した学習コンテンツでグローバル知的財産専門家を育成する
2022年3月7日
出所: 韓国特許庁
韓国特許庁・WIPO・韓国発明振興会、知的財産学習コンテンツ(IPパノラマ2.0)の共同開発を完了
韓国特許庁は3月7日、世界知的所有権機関(以下、WIPO)および韓国発明振興会と共に外国人向けの知的財産デジタル学習コンテンツ「知的財産(IP)パノラマ2.0」を開発したと発表した。
「知的財産(IP)パノラマ2.0」は、「知的財産(IP)パノラマ」の新規バージョンであり、知的財産権分野の主な争点である知財権獲得戦略、活用、保護、事業、マーケティングなど、事業観点からの知的財産戦略を学習する特許庁の代表的なEラーニングコンテンツである。また、マイクロラーニング(※)方式を適用した短い再生時間(15分前後)、モバイル学習が可能なユーザー環境(UI)、知的財産に関する新しい制度と事例などを最新の映像技法で構成し、学習できるように開発された。
※1つ~2つの概念を短時間で消費できる短い学習コンテンツ
前のバージョン(※)は、時間の経過とともに法・制度の変更、コンテンツデザインおよび学習事例の老朽化、動画再生ソフトウェアのサービス中止などの問題が生じて、コンテンツ再開発の必要性が提起されてきた。そのため、韓国特許庁・世界知的所有権機関(WIPO)・韓国発明振興会は2019年から改訂版を共に開発し、「知的財産(IP)パノラマ2.0」を作り上げた。
※知的財産(IP)パノラマ:2007年に英語版リリースの後、世界24カ国の言語で普及、現在まで計175カ国・約3万人(韓国・世界知的所有権機関課程1.1万人、世界知的所有権機関課程1.9万人)の知財権関連専門家の教育に活用
一方、コンテンツは、今年7月に世界知的所有権機関(WIPO)加盟国総会の事業開始イベントなどの多様な広報を経て、来年から韓国・世界知的所有権機関(WIPO)の知的財産(IP)専門家認証課程(AICC)に活用され、「WIPO Academy」および各国の特許庁Eラーニングウェブサイトなどに掲載されて全世界人を対象としたIP教育課程に活用される予定である。また、コンテンツは、韓国特許庁オンライン教育ウェブサイト
で確認できる。
特許庁は今回の2.0改訂版が、世界の関係者が知的財産を理解し適用する上で大きく役立ち、特に、韓国の最新事例を盛り込んでいるため、全世界に韓国企業を自然に広報する効果もあるものと期待している。
特許庁の国際知識財産研修院長は「今回開発された『知的財産(IP)パノラマ2.0』が世界の事業分野で知的財産(IP)の重要性と必要性に対する認識を広めることにより積極的に活用されることを願い、特許庁はこれからも世界で知的財産の拡大を導く主導者としての役割を一層強化していく予定だ」と述べた。
韓国発明振興会の常勤副会長は「知的財産人材は未来のイノベーション成長をけん引するコア人材であり、知的財産(IP)パノラマは知的財産人材のグローバル能力を向上させる上で重要な役割を果たしてきた」とし、「知的財産(IP)パノラマ2.0を基盤に、これからグローバル知的財産専門家の育成に向けて活用分野をさらに拡大していきたい」と話した。
ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム
ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
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